何もしない友達がうざいです。受け身すぎて疲れるときは?

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20代女性(会社員)

受け身で何もしない友達がはっきり言ってうざいです。
休日に会うときは、だいたい私が予定を考えて、お店も調べないといけないです。どこに行きたいか聞いてみても、「どこでもいいよ」しか返ってこなくて、その子は何も決めないのがイライラします。
結局、毎回私が決めた場所でダラダラして終わるのですが、相手が楽しんでいるのかも分かりません。
一緒にいるときも常に受け身なので、帰り道にどっと疲れて「なんで私ばっかり頑張ってるんだろ」と、モヤモヤします。
本人は悪気がなさそうなので、私が気にしすぎなのでしょうか?また、今後その子とどう付き合っていったらいいでしょうか?

ココラボからの回答

ご相談ありがとうございます。
結論から言うと、友達が受け身で「何もしない」「何も決めない」背景には、責任を負う不安や遠慮などの心理があります。

あなたの負担を減らすには、役割を分担したり、相手が決めやすい形で選択を促し、それでも改善しない場合は会う頻度を減らすなど、相手との距離を調整することも検討しましょう。

受け身で何もしない友達の心理

受け身な人の行動は「怠け」だけでは説明できません。
いくつかの要因が重なって「決めない」「調べない」という行動に繋がっています。

失敗したときに責任を負うのが怖い

何も決めない友達は、決定に伴う責任を避けている傾向があります。
店選びや行き先が失敗したときに「自分のせい」になるのが怖いのです。

このタイプは悪意があるというより、不安から動けなくなっています。

相手に合わせたい気持ちが強すぎる

相手に嫌われたくない」「人と違う意見を言うのが怖い」という姿勢も、受け身につながります。
自分の希望を言うより、あなたの希望に合わせた方が安全だと感じている状態です。

この場合、相手は「あなたを優先している」つもりでいるのです。

あなたの頑張りが見えていない

あなたが毎回スムーズに段取りするのが当たり前になると、相手は「助かっている」と感じにくくなります。

その結果、あなたの中では「私ばっかり」という不公平感が積み重なる一方で、相手は負担に気付いていないのかもしれません。

気にしすぎ?何もしない友達にモヤモヤする理由

何もしない友達にモヤモヤしてしまうのは、あなたの心が狭いからではなく、負担が大きくなることで気持ちのバランスが崩れているサインです。
「何がしんどいのか」を整理しておくことで、少しずつ対処法が見えてきます。

負担の偏りが「不公平感」を強める

お店探しや予約、移動の調整は、外から見えにくい労力です。
この労力が毎回あなたに集中すると、関係の中で役割が固定しやすくなります。

心理学では、不公平だと感じる状態が続くと、ストレス反応が高まりやすいとされます。

反応が薄いと「報われなさ」が生まれる

あなたが頑張って決めたのに、相手の楽しさが分からない。
反応が薄いと、頑張りが報われない感じてモヤモヤが強まります。

さらに「結局ダラダラして終わる」体験が続くと、時間の損失感が出ます。
不満がたまるのは自然です。

加えて「次も外したらどうしよう」と考えやすくなり、次の予定でも慎重になります。
その結果、考える負担が増え、疲れやすくなります。
不安と負担がセットで積み上がることが、会ったあとにどっと疲れる原因です。

責任感が強い人ほど、役割を抱え込みやすい

責任感が強く「私がやらないと進まない」と感じる人ほど、早めに引き受けてしまう傾向が強くなります。
すると、相手は「助かる」と感じる一方で、あなたの頑張りで成立する関係に向かいます。

この関係性は長期的に不公平感を生みます。
相手の受け身を変える前に、あなたの引き受け方を変えるのも一つの方法です。

うざいと思ったら?何も決めない友達との上手な付き合い方

何もしない友達に「うざい」と感じたときは、我慢し続けるより、まずは負担が偏らない工夫をしてみるのがおすすめです。

それは決して関係を壊す行為ではありません。
むしろ、相手と気持ちよく付き合っていくために必要な手段です。

分担を提案してみる

相手を責めるのではなく、関わり方の話として伝えます。
ポイントは、相手の人格ではなく行動に焦点を当てることです。

たとえば「今まで私が決めることが多かったから、次からは交代で決めたい」と言ってみます。
相手を否定するのではなく、「一緒に楽しく過ごすため」というニュアンスで伝えるようにすると、角が立ちにくくなります。

また、「最近仕事が忙しくて調べる時間が取れないから、今回はお願いできない?」と伝えて、相手の反応を見てみるのも良いでしょう。

あなたがこれまで「自分がやらなきゃ」と先回りしていただけで、あえて頼んでみると、意外と相手が動いてくれることもあります。

相手が決めやすいように選択肢を用意する

何も決めない友達に、いきなり「どこ行きたい?」と聞くと困ってしまうかもしれません。

そこで、おすすめなのはこちらで選択肢を用意することです。
たとえば「カフェと映画ならどっちがいい?」のように聞いてみると、選んでもらいやすいでしょう。

また、行先やお店を何も調べない友達は、単に「調べ方がわからない」だけという場合もあります。
そのような場合は、何をするかや食べたいものなどの条件を先に一緒に決めてから、「この条件で探してみて」とお願いすると、相手も動きやすくなります。

それでも変わらないなら距離感や捉え方を変える

話しても改善しない場合は、関係を続けるかどうかを「相手の反応」を見て判断してみるのもいいでしょう。

これまでの努力や手間を尊重する姿勢があるなら、時間がかかっても改善の余地があります。

一方で、あなたが決めた後に不満を言う、感謝がない、負担を当然視するなら要注意です。
その場合は会う頻度を減らす、短時間で切り上げるなど、あなた自身の負担が減るように動くようにしましょう。

また、「この友達は盛り上がる相手ではなく、静かに過ごす相手」と自分の捉え方を切り替えるという方法もあります。
友人関係に正解はないので、相手によって自分が心地よくいられる関わり方を探してみるのもいいでしょう。

何もしない友達は関わり方を工夫してみよう

受け身で何もしない友達にイライラするのは、あなたの心が狭いからではありません。
負担が偏った状態が続くと、誰でも疲れるのは当然です。

大切なのは、相手の心理を理解しつつ、あなたが無理して消耗しないようにすることです。
役割分担や聞き方を変えるだけで、関係が楽になるケースは多いです。

それでもモヤモヤが強く残るなら、関わり方や距離感を見直してみるのも一つ手段です。

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この記事の監修者

石川蓮(公認心理師)

公認心理師、行動心理士。
1997年生まれ。北里大学・大学院卒業。その後、公認心理師と行動心理士の資格取得。
在学中は高齢者や生産人口の色覚異常や朝型夜型特性が睡眠に与える効果等の研究を行う。
大学院卒業後、大学病院附属の研究所にてカウンセリングやデータマネジメント担当として勤務。
また、都立高校の心理学講師としても勤務。
「心の悩みを持つ方のそばに寄り添う」をモットーに業務遂行しております。

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