dv気質の彼氏と別れられない、これは依存ですか。
20代女性(会社員)
同棲中の彼氏が時々、喧嘩の際に暴力的になることがあります。
暴力を受けるたびに「もう別れよう」と思うのですが、なかなか勇気が出ません。
普段の彼は温厚で優しく、私の話をよく聞いてくれるところが好きです。
私自身あまり人に心を開くのが苦手な性格で、彼は恋人でもあり唯一の友達的存在でもあります。そうしたこともあり、なかなか別れることが出来ない状態です。
このような状況をネットで調べると「共依存」という言葉を目にしました。私はそれに当てはまるのでしょうか?
ココラボからの回答
話しづらい内容だったと思いますが、ご相談ありがとうございます。
喧嘩時とはいえ、暴力がある生活とのことに私自身とても心配しております。
普段やさしいパートナーであっても、どんな状況でも暴力は良くないです。
では、まずご質問内容について回答しますね。
状況的に共依存の特徴に当てはまる部分がいくつかあります。
相談者さんのように、「恋人かつ友達」のようなカップルは周りに相談出来る人も少なく、どんどん2人での関係性が強くなるというケースがあります。
いままでカウンセリングした中でも、よく会っていた友達がいたが、恋人が出来てから会うのが1年に1回程度になってしまったという方もいらっしゃいました。

このようなケースは、実際に最初は恋愛的な依存であったが、それが続くと周りが見えなくなる共依存というフェーズへ移行していく傾向が強いというデータもあります。
今回の相談者さんで言うと、共依存の疑問に気づけているので現時点では「恋愛依存」と「共依存」の2つの間くらいの状態だと思います。
共依存は悪いことなのか
ココラボとしては、「共依存」はNGと言うわけではないのですが、暴力が起こっている状況でも離れられないのは危ない状況であると判断します。
また、依存の悩みは1人で解決しようとするとかなりの時間が掛かってしまいます。
もし相談出来る人がいるのであればすぐに相談してみるべきです。
相談相手がいない、または相談しづらいなどあれば、ココラボではオンラインでのカウンセリングも実施しているので一度ご相談ください。
心がダメになってからだと、フォロー出来ることも限られ時間もとても掛かってしまうので、いま心配だからこそ少しでも手助けしたいと考えています。
dv気質のパートナーとの向き合い方

共依存の話とはズレますが、
暴力について、20代〜30代女性の25%が「恋人・配偶者から暴力を受けた経験がある」と回答しているデータを内閣府が発表しています。
「私が悪いので他の人に相談出来ない」と考えているのであれば、周りに思い切って相談してみると、意外と同様の体験をした人が見つかる可能性があります。
なぜ、同じような体験をした人を見つけたほうが良いのかと言うと、約1年前に私が担当した方で、アルコール依存症で家族暴力を振るってしまう方がいたのですが、カウンセリングを行ってもなかなか良い方向にはいかなかったのですが、地域のアルコール依存症コミュニティへ参加を提案し、いろいろな対策を同コミュニテイに参加したことで良い状態になった方がいました。
その際の経験として、同じ経験をしている人の繋がりは暴力をしてしまう人・受けてしまう人両方の立場でとても重要だと感じたからです。
重要なのはサポートと疑問
まとめとして、共依存的な関係は適切な『サポート』とあなたの『疑問』によって、少しずつ解決への道が開ける可能性が上がります。少しずつ恋人ペースからあなたペースに切り替えていくことを挑戦してみてください。
ここからは「相手に依存する」とは何かについて詳しく説明していきます。
依存体質の特徴

依存体質な人は、一人でいることに不安を感じたり、誰かに頼り過ぎたりしがちです。
特徴としては、「常に友人や恋人と一緒にいたがる」や「他責思考」などが挙げられます。
一人の時間があまり好きじゃないので、休みの日は何でも良いから予定を入れがちだったり、寂しさを和らげるために勉強や仕事をする方もいます。
自分が依存体質かもしれないと思う方は、子供の時から親や友人と常にいたり、甘えていた経験はありませんか。依存的な傾向は、子供の時の経験からその性格になることが多いです。
また依存といえば、友達関係でも発生しますが、おそらく主に恋愛での場面が多いと思います。
恋愛の場面では「恋愛依存」と「共依存」の2種類があります。ここからはそれぞれについて説明していきます。
恋愛依存
この依存は、恋人に対して過度に執着し、相手がいないと自分に価値が無いのではないかと思う状態のことを指します。世間的にはメンヘラと言われることもありますが、心理学的には「恋愛依存」ということが多いです。
たとえば、
- 恋人が生活の中心となり、友人との予定があってもやめて恋人を優先してしまう
- 相手の行動を把握したくなり、位置情報など共有しがち
- 別れるのが最も怖く、相手にいい顔ばかりしてしまう
恋人とずっと一緒にいたいと思う気持ちは一般的ではありますが、もともとあるコミュニティを避けてまでの気持ちは恋愛依存に当たる可能性があります。恋人も大事ですがあなたを思ってくれる家族・友人との時間も作ってみる意識をすることで改善に向かっていきます。

共依存
簡単に言うと、自分のことを蔑ろにし自分自身に焦点があたっていない状態のことを指します。
たとえば、
- 暴力や束縛を受けても「相手は悪くなく自分が我慢すればうまくいく」と考える
- 「私がいなければこの人はダメになる」と相手以上に相手のことを考える
- 別れたら自分の存在価値が無くなると思う
人として誰かの役に立ちたいや褒められたいと思うことはごく普通のことですが、自分以上に相手の考えを優先してしまうと共依存のフェーズに入ってきます。
ネットでdvするパートナーと別れられないと検索すると、相談者も書いているように共依存というワードが出てくると思います。ただシンプルにdvを受けても離れられないことが共依存ではなく、その時のあなたの心境が大きく影響します。
回答の中で、相談者さんは「恋愛依存」と「共依存」の2つの間くらいの状態と答えたのはこういった背景があったためです。
そこの見極めはとても難しいので気になる方は第三者に見てもらうのが良いと思います。
最後に
ココラボの見解としては、
依存は自分自身の一つの性格の特徴だと考えています。そしてその特徴に上手く寄り添えれば問題ないと考えています。
悩んでいるときは自分がこうだからダメなんだとか考えがちですが、人間なので容姿も性格も同じ人はいません。
性格は人によって異なる事が普通で、これこそが私の特徴だ!という考え方も重要です。